2. あがり症でも失敗しない!面接対策&攻略法5選

試験や就職の面接では、緊張してしまうことも多いです。

特にあがり症の方は、緊張で体が震えてしまい、声が出なかったり、泣いてしまうこともあります。

しかし、あがり症で面接に不安を感じている方も、ポイントさえつかめば緊張せずに自然に話すことができます。

この記事では、全国で年間2,000回のセミナーを開催している株式会社モチベーション&コミュニケーションが、面接を成功させる方法を解説します。

面接でハキハキと話し、面接の成功につなげたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

はじめまして。桐生 稔(きりゅうみのる)と申します。
私の肩書きや経歴は以下の通りです。

  • 株式会社モチベーション&コミュニケーション 代表取締役
  • 「伝わる話し方」ビジネススクールを運営
  • 全国で年間2000回セミナーを開催
  • 新卒入社後営業成績ドベから心理学を学び全国売り上げ達成率No.1に
  • 現在では「伝わる話し方の専門家」として活動し話し方の本を多数出版

1. あがり症の方が面接で緊張してしまう原因

1. あがり症の方が面接で緊張してしまう原因

あがり症の方は、人から注目される時や、不安を感じてしまう場面で、過度に緊張してしまう傾向があります。

これは自律神経の乱れによるところが大きいです。普段は「交感神経」と「副交感神経」がバランスを保っていますが、過度に緊張すると「交感神経」が過度に優位になり、自律神経のバランスを崩します。

結果、面接では、頭が真っ白になったり、汗が止まらなくなったり、上手く話すことができなくなります。

さらに、失敗体験によってトラウマが植え付けられ、面接という単語を聞いただけで緊張状態に入る人もいます。

あがり症の方は、このような悪循環に陥ってしまいやすいため、面接時に失敗を重ねてしまう人も多いです。

2. あがり症でも失敗しない!面接対策&攻略法5選

2. あがり症でも失敗しない!面接対策&攻略法5選

ここからは、あがり症の方でも、面接で緊張せずに、しっかり自己アピールができるよう、面接対策&あがり症の攻略法5選について解説していきます。

もう面接で失敗したくない、とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にして、あがり症克服の第一歩としてください。

2-1. 面接に対するイメージを変える

あがり症の方や面接が苦手な方は、「面接は試される場」であると考えている場合が多いです。

しかし、このような考えで面接を受けた場合、非常にプレッシャーを感じてしまいます。

なので面接に対するイメージを「面接はお互いの情報共有の場」と変えます。

その方が、プレッシャーが軽減された状態で面接を受けることができるため、緊張の緩和につながり、普段より安心して面接を受けることができます。

2-2. ゆっくり話すリズムを体得する

緊張しているときは、脈は速くなり、話すスピードも速くなり、結果早口になりやすいです。

早口だと、言いたいことがちゃんと相手に伝わらず、伝わらないと更に緊張するという、負のスパイラルに入ります。

緊張しやすいシチュエーションでは、ゆっくり話すことが基本です。そのためには動作をゆっくりにすることです。

例えば、早歩きの人と歩きながら会話をしたとしましょう。きっとあなたは早口になります。

一方、歩くのが遅い方、例えばご老人の方と一緒に歩きながら会話をしたとしましょう。話すスピードは自然に遅くります。

なぜなら、動作がゆっくりになれば、話すスピードもゆっくりになるからです。

試しに、体をゆっくり動かしながら、早口で話してみてください。きっとできないと思います。

これを面接に活かします。

面接のときは、面接会場に入る前から、ゆっくり駅まで歩き、ゆっくり会場でスタンバイし、ドアを開けるのもゆっくりと。動作をスローペースにしておくこと。

そうすると話すスピードも自ずとゆっくりになります。

2-3. 面接内容を事前シミュレーションしておく

人間は「わからないこと」や「見えないもの」に不安を感じます。

面接でも、どんな形式で行うのか、どんな質問が飛んでくるのか、わからない状態だと不安になります。

ここであがり症対策として挙げられるのが、「事前シミュレーション」です。

インターネットで調べる、他に面接を受けた方に聞く、どのような質問が来そうかを予め考える。そういったことを事前に行うことで、落ち着いて面接の受け答えができるようになります。

2-4. 話す内容の「型」を作っておく

面接時、伝えたいことがわからなくなることや、伝わっているか不安になることは、誰にでもあります。

しかし、あがり症で緊張しやすい方は不安を感じることで、より過度な緊張状態に陥ってしまうため、このようなリスクは最低限に抑えておくべきです。

そこで、話したいことが迷子にならないように、「型」に当てはめて話す方法を解説します。

人によって「型」はさまざまですが、一例として下記のような「型」を挙げます。

  1. 結論
  2. 詳細
  3. まとめ

質問には、上記の「型」に沿って話すということを決めておけば、伝えたいことをシンプルに話せるため、余計な緊張から解放されて自然に面接を受けることができます。

2-5. ダメだと思ったら仕切り直す

どんなに対策をしていても、面接官の表情や、会場の空気感より、不安を感じて緊張してしまうこともあります。

それが面接時にダイレクトに影響し、言葉に詰まったり、話す内容が飛んでしまったり、間違ったことを言ってしまうこともあります。

その際は、無理に続けようとせず、「やり直しても良いですか?」や「すみません、もう一度最初からお話してもよろしいでしょうか?」とお伺いを立てたうえで仕切り直してみましょう

すると、冷静になる時間が作れるうえに、最初から落ち着いて話すことができるため、面談相手には「ちゃんと状況判断ができてコミュニケーション能力が高い人だな」という印象を与えることができます。

不利な状況も、やり方次第では好転するため、面接では常に落ち着いて対応することが重要です。

3. まとめ

ここまで、あがり症の方が面接で失敗しない方法を紹介しました。

面接当日はあがり症対策を頭の片隅に置きつつ面接を行うことで、あがり症の改善につながりやすくなります。

しかし、一人で黙々と練習するよりも、同じ悩みを抱えている方と一緒に実践する方が、お互いに克服するべき部分に気付き合えるため、あがり症を早く克服できます。

できるだけ早くあがり症を克服したいとお考えの方は、ぜひ「モチベーション&コミュニケーションスクール」主催のあがり症・緊張を改善するセミナーにお越しください!

当セミナーは、年間約2,000回開催しており、過去5万人のセミナー参加者から「わかりやすかった!」とのお声をいただいております。

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