あがり症はどんな性格に多いのか?緊張の改善・克服法を詳しく解説!
会議やプレゼンテーションをする際に、緊張しすぎてセリフをかんだり、声が出なくて失敗したり…。

あがり症は性格だから直らないと諦めていませんか?

諦めるのはまだ早いです。

あがり症は正しいトレーニングや向き合い方を変えることで、克服が可能です!

この記事では、全国で年間2,000回のセミナーを開催している株式会社モチベーション&コミュニケーションが、あがり症を克服する方法を解説します。

主に、以下2つについて展開します。

1、あがり症になりやすい人の性格
2、あがり症の克服方法

あがり症の性格を直したい、人前でも自然に振舞いたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

はじめまして。桐生 稔(きりゅうみのる)と申します。
私の肩書きや経歴は以下の通りです。

  • 株式会社モチベーション&コミュニケーション 代表取締役
  • 「伝わる話し方」ビジネススクールを運営
  • 全国で年間2000回セミナーを開催
  • 新卒入社後営業成績ドベから心理学を学び全国売り上げ達成率No.1に
  • 現在では「伝わる話し方の専門家」として活動し話し方の本を多数出版

1. あがり症になりやすい人の性格

1. あがり症になりやすい人の性格や特徴

それでは「あがり症になりやすい人の性格」についてご紹介します。

あがり症の方は、極度の緊張から汗をかき、手が震えて涙が出る場合もあり、仕事や日常に支障をきたすケースもあります。

どんな性格の人があがり症になりやすいでしょうか?

1-1. 完璧主義

真面目な性格の方ほど、100点を目指す傾向にあるため、あがり症になりやすいと言われています。

仕事でもプライベートでも、「間違ってはいけない」「しっかりやらなくちゃ」、そういう思いがプレッシャーを増幅させ、緊張しやすくさせます。

1-2. 他人の評価を気にしすぎる

他人からの評価を気にし過ぎてしまう方も、あがり症になる可能性が高いです。

「変に目立ちたくない」
「できる人間と思われたい」
「バカにされたくない」

普段からこういった考えをお持ちかもしれません。

そのため、現実が理想に追い付かず、それが重圧となり、緊張状態に陥ってしまうのです。

1-3. 責任感が強い

責任感が強い方は、たとえば「弟や妹の面倒をみなければ」「部下が仕事をしやすい環境を作らなければ」あど、プレッシャーを強く感じ、焦りや緊張を助長してしまうのです。

プレッシャーが強い環境から逃げられないという不安も、緊張を増幅させる要因のひとつです。

1-4. トラウマがある

失敗を恐れるあまり、極度の緊張状態に陥ってしまうケースもあります。

失敗を極度に恐れてしまう原因としては、

・テストで低い点数を取って怒られたことがある
・嫌いな食べ物を残したときに大きな声で叱りつけられた
・過去に大きな失敗をしてしまい非常に恥ずかしい思いをした

などが挙げられます。

失敗と恐怖が強く紐づいているため、失敗に対する恐怖が先行してしまい、不安や緊張を感じるのです。

1-5. 経験不足

人前で話す経験が少ない場合、大勢の人から目を向けられるという環境に慣れていないため、それが緊張につながることがあります。

未経験、または場数が少ない環境に身を置かれると、自分が話している内容が伝わっているのか、言葉遣いは正しいのか、さまざまなことを考えてしまうため、不安な気持ちが増幅してしまいます。

2. あがり症克服法4選

2. 【ありのままで大丈夫!】あがり症克服法4選

それではここからは、「あがり症の克服方法」について解説します。

性格はなかなか変えられなくても、行動は変えることができます。

少しずつ普段の行動を変えることで、性格も変わりはじめます。

以下、簡単にできる「あがり症を克服する方法」を4つご紹介しますので、続けられそうなトレーニングを見つけて実践してみましょう。

2-1. 一定のリズム音に集中する

緊張してしまった場合の克服方法として、ゆっくりしたリズム音に集中することが挙げられます。

緊張しているときは呼吸が浅く、速くなりがちです。

そういうときは、呼吸をゆっくりにすると落ち着きやすいです。

ゆっくり呼吸するには、40bpmのテンポに設定したメトロノームの音が最適です。

40bpmは相当遅いペースであるため、このリズムに合わせて呼吸するよう意識すれば、自然と呼吸も落ち着いてきます。

これはスマホを使って簡単に実施できます。

1. お使いのスマートフォンからGoogleエンジンで「メトロノーム」と検索
2. 検索後の画面からリズム速度が調整できるので、40bpmに設定

手順はたったこれだけです。

2-2. 思いっきりため息をつく

人は、緊張状態のときは息が止まりやすく、交感神経が優位になり、筋肉が固まります。
リラックスするには、息を吐いて副交感神経を優位にし、筋肉をほぐす必要があります。

有効な方法に「ため息」があります。

緊張しているときは、大きく3回ほど「ため息」をつくことで、たくさん息を吐くことができ、リラックス状態に入りやすくなります。

2-3. 抵抗・反発の心理を利用する

人間は、言われたことと反対のことがしたくなる心理状態に陥ることがあります。

「決して一人で見ないでください」と言われると、逆に一人で見たくなったりしますよね。

あがり症の克服方法として、この心理効果を利用する方法があります。

人前で話すとき、聞き手の中で、集中して聞いていない人、他のことをしている人がいると、自分の話が魅力的でないと感じ不安になってしまいます。

そこで、人前で話すとき、最初の一言で「今日はリラックスして聞いてください」と発言してみましょう。
すると、話を聞いている人は抵抗・反発の心理から、リラックスではなく、真剣に話を聞こうとするのです。

2-4. しっかりと前を向いて話す

緊張しているときは不安を感じてしまい、目の前にいる人と目を合わせづらいものです。

しかし目を逸らして下を向くと、気管が狭くなり、呼吸がしにくくなってしまいます。

息がうまく吐けないと、交感神経が優位な緊張状態になり、あがり症を助長してしまいます。

そうならないためにも、緊張しているときこそ前を向いて気管を広げ、しっかりと呼吸ができる状態で話すべきです。

3. まとめ

あがり症になりやすい方の特徴から、あがり症の克服方法をご紹介しました。

本記事が、あがり症を克服する第一歩となれば、これ以上の喜びはありません。
自分にできそうな克服方法を、できる範囲で試してください。

継続することで、必ずあがり症は克服ができます。

しかし、黙々と一人で練習するよりも、同じ悩みを抱えている方と一緒に練習した方が、お互いに克服するべき部分に気付き合えるため、早くあがり症を克服できます。

楽しみながら、できるだけ早くあがり症を克服したいとお考えの方は、ぜひ「モチベーション&コミュニケーションスクール」主催のあがり症・緊張を克服するセミナーにお越しください!

当セミナーは、年間約2,000回開催しており、過去5万人のセミナー参加者から「わかりやすかった!」とのお声をいただいております。

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私たちと一緒にあがり症を克服していきましょう!