あがり症で赤面してしまう原因とは?克服方法をご紹介!

あがり症の方の中には、緊張で赤面される方もいらっしゃると思います。

赤面症に関しても、正しいトレーニングを行えば、きっと赤面に悩むことなく堂々と人前で話すことができるようになります。

本記事では、全国で年間2,000回のセミナーを開催している株式会社モチベーション&コミュニケーションが、あがり症によって赤面してしまう原因と克服方法を解説します。

余計な不安や緊張を感じたくない、人前でも赤面せずに話したい、といった方はぜひ最後までご覧ください。

はじめまして。桐生 稔(きりゅうみのる)と申します。
私の肩書きや経歴は以下の通りです。

  • 株式会社モチベーション&コミュニケーション 代表取締役
  • 「伝わる話し方」ビジネススクールを運営
  • 全国で年間2000回セミナーを開催
  • 新卒入社後営業成績ドベから心理学を学び全国売り上げ達成率No.1に
  • 現在では「伝わる話し方の専門家」として活動し話し方の本を多数出版

1. あがり症で赤面してしまう原因とは

赤面症の克服方法があるのかを悩むイメージ画像

そもそもなぜ、あがり症で赤面してしまうのでしょうか?

それは血液の流れが大きく関わっています。

過度に緊張すると、心臓の鼓動が速くなります。

そして普段よりも多量の血液が体を巡り始めます。

その結果、顔全体の毛細血管にも多量の血液が流れ込み、赤面してしまうというわけです。

2. あがり症の赤面は自然な反応?

まず知っていただきたいことは、不安や緊張を感じることは生きるために必要な感情であり、その結果、赤面することも至極当然の反応であるということです。

ドキドキするような、いわば危険を感じるようなときは、交感神経を優位にして、血液をたくさん体に流し、闘える体制を整えなければいけません。体が熱くなったり、顔が赤くなったりするのは自然なことなのです。

とは言っても、やはり克服したい方も多いと思います。

真面目な性格や完璧主義の人に、あがり症の方が多いと言われていますが、赤面しやすい方もそういった傾向があるようです。

これは性格なので治らないのか?と言えば、そうではありません。

適切なトレーニングを行えば、克服できる可能性はぐっと高まります。

3. 赤面症を克服する5つの対策

ここからは、手軽にできる5つ対策をご紹介します。

自分に合う方法を見つけて試してみましょう。

3-1. 口輪筋ストレッチで表情をほぐす

1つは、「口輪筋のストレッチで表情筋をほぐす」です。

口輪筋とは口の周りに広がっており、口をすぼめたり口角を上げたりする際に使われる筋肉です。

口輪筋をほぐし、顔全体を緩め、心身ともにリラックスさせることは、赤面症の克服にも効果的です。

実際のやり方は、以下3つのステップです。

【口輪筋ストレッチの手順】

  1. 口を思いっきりすぼめる
  2. 口を横へ開く
  3. くちびるを巻き込む

たったこれだけで、口輪筋がほぐれ、強張った表情が弛緩されます。

以下の動画でも説明していますので、ぜひ併せてご覧ください。

緊張で顔が引きつってしまう…そんな時の対策】はこちら。

3-2. 他者との交流を増やす

2つ目は、「他者との交流を増やす」です。

あがり症で赤面してしまう方の半数以上が10〜15歳の若者である傾向が多いのに対し、30代後半からあがり症による赤面で悩む方は減少していくといわれています。

年齢を重ねるにつれ、多くの人生経験を積んでいくうちに、いつの間にか緊張せず他者と交流できるようになっている可能性が高いです。

若い頃から早めに克服したいという方は、他者との交流を増やすことをおすすめします。

例えば、日頃の感謝の気持ちも込めて、会社の清掃員の方や警備員の方に自ら挨拶をしたり、ご近所の方や会社の同僚と世間話をするよう心がけたり。異業種交流会や何かのコミュニティに参加して、はじめましての方とお話してみるのも有効です。

会話をする経験を積むことで、赤面せずに話せる練習をしていくことです。

3-3. 赤面に対する考え方を改める

3つ目は、「赤面に対する考え方を改める」です。

緊張して赤面してしまった場合、「恥ずかしい」と考えることが多いでしょう。

しかし、そう考えれば考えるほど、恥ずかしさに意識が向いて、余計赤面を助長させてしまいます。

それよりも、「しかたない」「それも自然の反応」と、ありのままを受け入れて、あがり症や赤面に対する反応に折り合いをつけることが重要です。

これは難しいことでもありますが、顔に流れた多くの血流を自らの意思で減少させることはできません。赤面を自分でコントロールすることはできないのです。

だから、自分でコントロールできることに集中すること。例えば、話している相手の話に集中したり、相手の表情を察したり、相手に意識を向けること。そうすると、自然と自身の赤面には意識が向かなくなります。

3-4. 赤面しやすいことを相手へ事前に打ち明ける

4つ目は、「事前に赤面してしまうことを打ち明けておく」です。

緊張を感じたら、自分の顔が赤くなりやすいことを先に伝えておきましょう。

すると、いざ赤面してしまっても、焦って隠す必要がありません。

そうすれば、いつもより自信を持って話せるかもしれません。

このような小さな成功体験を積み重ねることで、赤面への恐怖心が薄れ、次第にあがり症が克服できます。

3-5. 環境を変化させる

5つ目は、「環境を変化させる」です。

これまで紹介した克服方法を実践しても、どうしても赤面してしてしまう場合は、環境を変えるも一つの手です。

たとえば、部署や会社を変えるなど。

自分の苦手なところで戦うより、自分の強みが活かせる場所で活躍する。これも大切なことです。

結果、周りから頼りにされ、やりがいが増して、本当の力を発揮できる環境を手に入れることができるかもしれません。

4. まとめ

本記事では、あがり症によって赤面してしまう原因と克服方法をご紹介しました。

あがり症を克服するために、自分と向き合い、正しいトレーニングを実践することで、あがり症はきっと克服できます。

ただ、黙々と一人で実践するよりも、同じ悩みを抱えている方と一緒に実践した方が、お互いに克服するべき部分に気づき合えるため、早くあがり症を克服できます。

楽しみながら、できるだけ早くあがり症を克服したいとお考えの方は、ぜひ「モチベーション&コミュニケーションスクール」主催のあがり症を克服するセミナーにお越しください!

当セミナーは、年間約2,000回開催しており、過去5万人のセミナー参加者から「わかりやすかった!」とのお声をいただいております。

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私たちと一緒にあがり症を克服していきましょう!